2018-02-04 18:02 | 日誌 |
浜松医大脳神経外科 カダバーコースのご案内
新春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、来る2月23-25日の3日間、浜松医科大学解剖実習室にてカダバーコースを開催いたします。解剖学教室の協力にて一昨年よりご遺体が一つ増えましたが、基本的に4体しかありませんので、今回も若手の先生を中心に開頭から基本となるアプローチを主体に練習し、時間の許す限り順次ステップアップしていきたいと考えています。デモステーションでは以下のプログラムを中心に行いますが、基本的にFree dissection の形を取りたいと思いますので、各自の勤務の都合(途中参加OK )とレベルに合わせて参加していただければと思います。
連絡先 鮫島 tetsurosameshima@gmail.com
場所 浜松医科大学解剖実習室(学生講義棟地下一階)
主なスケジュール
2月23日(金曜日)11時スタート、19時頃終了
デモステーション:Orbitozygomatic craniotomy and Cavernous sinus approach, Anterior transpetrosal approachなど
各ステーション:前頭側頭開頭とTranssylvian approach、前床突起削除とDolenc approach、硬膜外からのアプローチによる上眼窩裂、海綿静脈洞の露出など
8時半 懇親会
場所未定(浜松市内)
2月24日(土曜日)9時スタート、22時頃終了
デモステーション:Middle fossa approach, Transmastoid approach, Combined transpetrosal approachなど
内容:前日の復習とMastoidectomyなど
2月25日(日曜日)9時スタート、15時頃終了予定
デモステーション:Transcondylar approach, High cervical exposureなど
内容:前日の復習、後頭下筋群の理解、Transcondylar approach、硬膜外椎骨動脈の露出の仕方、大孔の開放、ジャネッタ手術、下位脳神経の再確認など
コース概要
御遺体4体(通常のホルマリン固定で色素は注入しておりません)、顕微鏡(Zeiss)4台、手術用ドリル4台、吸引4台、頭部固定器4台、マクロ用、マイクロ用器械、ディスポ用品は当方で用意しますので、スクラブ、スリッパは各自ご用意ください。
上記器械の借用料金が発生しますので、参加料を3万円程度お願いいたします(参加人数によります)。