2011-10-08 23:25 | 日誌 |
先日、九州の病院に向かう際に羽田で全日空機に搭乗しました。
滑走路上で機長よりアナウンスがあり、「逆噴射装置の故障が見つかったため、一度駐機場に戻ります」。
その後、機内で待つこと2時間半。再び機長よりアナウンス。「故障が見つかった逆噴射装置は修理不能と判明しました。しかし、通常の運航には問題無いので、これより出発いたします」。これを聞いて怖くなったのか、数名の乗客が降りることになり、預けた荷物を取り出すのに、さらに30分以上。病院の職員の方に到着地の空港に迎えに来てくれるはずだったのですが、深夜になったため公共交通機関を使うことにしましたが、バスはすでに運行終了。キャビンアテンダントの方より、空港からは「高速船とタクシーでのご案内になります」との事だったので、言われるがままに高速船に乗ったのですが、到着した港にはすでにタクシーは一台もなし。全日空の職員もゼロ。私と中高年の女性4人が真っ暗な港で路頭に迷うはめに。不安を煽る機長の説明の仕方、キャビンアテンダントの案内の不十分さなどは、我々医療従事者にも通じるところがあり、反面教師として良い経験をさせていただきました。