2011-03-15 00:44 | 日誌 |
本日やっと仙台の先生と連絡がつきました。
以下、一部を抜粋します。
「あまりにも災害がひどすぎて軽症と最重症(あるいは死亡)にわかれている印象です。
倒壊災害は少なく、水害あるいは救出から放置されていたことによるによる低体温患者が多く運ばれて来ます。当日はまさにくも膜下出血の手術開始の時間帯でした。皮切第一刀を約3cm開始したところで地震が起こり、私は顕微鏡を抑えることに専念していましたが、気がつくと顕微鏡にしがみついている状況でした。直ちに手術を中止し、患者は幸いヘリコプターによる広域搬送で山形県の病院へ無事、転送転院されました。家族の方も、みんな元気に頑張っており、生まれて初めて配給や配水にならんだりしております。」
東京でもお米、パン、野菜、水、電池などがスーパーから消えました。ガソリンスタンドも長蛇の列です。病院も節電の為に、病棟や外来の廊下の電気が消えていますが、彼らの地域に比べるとまだまだ天国だと思います。水が無いので患者さんを拭いてあげることもできないそうです。
当院のコンビニからもおにぎりとパンが消えました。